2013年03月06日

子民家エトコロ勉強会 その2

子民家エトコロの今後を考えていくための
勉強会の第2弾。

ゲストに、京都子ども・家庭研究所 代表の
齋藤佳津子さんをお招きして、お話を伺いました。

子民家エトコロ勉強会 その2

YWCAやコミレス京都、そして應典院などを拠点に、
異業種・異領域とつながりながら活動を展開してきた
齋藤さんのお話は、地域のアーティストや商店街の方々と
つながって「えーところ」をつくっていきたい
私たちのヒントになるところがたくさんありました。

特に印象的だったのは以下の2点。

1つ目は、Bridge型の場づくりについて。

「子どもと親」だけを囲い込む
Bonding型(居場所・絆)の場は
居心地はいいけれど、閉塞感がでて
運営が難しくなっていくことも。

アーティストや医療関係者、商店街の店長さんなど
異業種・異領域とつながりながら場をつくる
Bridge型の方が、ソーシャルキャピタルが
高まるのではないか、という問題提起がありました。


2つ目は、組織の「楔」となるプロデューサー的な人について。

「拓かれた人、開かれた場」をつくっていく要となるのが、
楔(Wedge、Keystone)となるプロデューサーの存在。

「楔」には「物と物が離れないように圧迫して頑強にする」一方で、
「物を割る」というまったく異なる役目もあります。

組織や活動を展開していく上でも、
組織をミッションに向かってまとめあげていくことが必要だけれど、
ときには、目的に応じて、新たなネットワーク別組織を立ち上げていくことも必要。

領域や業種、コミュニティを超えて活躍しているプロデューサー的な人の存在が
最近、あちこちで注目されているけれど、まさに楔の役目を果たしているそう。


お話の後は、いけもと食堂のおいしいおやつ
(今夜は、リンゴとチーズのケーク・サレと大学芋)も
いただきながら、いろいろな質問が出て、話が弾みました。

子民家エトコロ勉強会 その2

一緒に来た齋藤さんの息子さんも、エトコロ看板娘と遊んで
楽しそうに過ごしてくれていました♪

子民家エトコロ勉強会 その2

(高田)



Posted by エトコロ at 16:09│Comments(0)
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