8月26日のサマースクールは、「こども商店」
いつもの「エトコロ」ではなく、お隣の子民家「絽絽」での開催です、
朝から開店準備で大忙しです。
プログラム① 開店準備
朝の挨拶の後、本日販売する商品に値段を付けます。
自分たちが持ち寄った、たくさんのリサイクル品。
「本」「服」「おもちゃ」「ぬいぐるみ」に分けて、担当グループ内で相談。
「ここ、シミがあるから安くせんと売れへんで」
「この本、鉛筆の線があるし、消しゴムで消しとこう」
熱い議論が交わされます。
「これが80円やったら、こっちはもっと安いはずやわ」
何度も何度も書き直される値札。
お客さんが買いたくなるような陳列になるよう、工夫します。
販売準備ができたら、群読の練習。
時間がないので、最終確認を1回・2回。
しっかり暗誦してきているグループもあって、感心。
プログラム② こども商店開店
さぁ、いよいよ開店です。
店長から、開店の挨拶。
開始と同時に、お客さんの来店。
「いらっしゃいませ」の声が飛びます。
自分たちなりに接客。
お客さんの質問にも、きちんと答えています。
値下げ交渉にも応じます。
だんだん会計も大忙しに。
売れなくなってくると、「売れる工夫」を考えて実践。
「値下げ」はもちろん「まとめ売り」、10分セール・・・
何にも言わなくても自発的に販売。
最後まで声を張り上げて頑張ったこども店員たち。
閉店の挨拶の後、水分補給をして、すぐに群読の発表会へ。
プログラム③ 群読発表
実は「群読」も1つのパフォーマンスとして有料。
観てくださる方から10円をいただき、引き換えに駄菓子をお渡しします。
この役割もこどもたち。
さて、
4グループがそれぞれ「詩」を読み上げていきます。
自分が担当しているところだけ読めばいい・・・というわけにもいかず、
「誰の後に言うんだっけ」
「次の人が話しやすいように、言葉尻まではっきりしゃべらないと」
いろいろ考えながらの発表です。
今までは小さな声だった子も、本番では大きな声でしっかり発表。
かけあいが面白い詩を担当したグループは、見事なやり取りを披露していました。
すべてが終了し、ようやく昼食。
今日はエトコロでレトロカフェがオープン。
厨房が使えないので、「おにぎり」ごはん。
自分たちの売上げからレトロカフェで「カキ氷」と「駄菓子」を購入。
のんびり休憩しました。
プログラム④ 廃材で人形づくり
お昼からは、廃材を使った人形作りを体験。
ペットボトルのふた、プラスチックの破片・たまごの殻・・・
いろいろ先生が見せてくれるので、先生の周りにはたちまち人だかり。
先生が作り方を教えてくださいます。
真剣に聞く子どもたち。
さぁ、制作開始。
ボンドにもいろんな種類があって・・・じっくり眺めてみる。
木と木をくっつけるには、どっちがいいかな?
「強力ボンド」と名づけられたボンドは、本当に強力。
指と指がくっついちゃった・・・と見せに来るこどもたち。
なぜか嬉しそう・・・。
思い思いに飾ります。
絵の具を使う、この表情は、真剣そのもの。
できあがった作品群は、お日様に乾かしてもらいます。
どれもこれも愛嬌があって、素敵です。
総勢30名の集合写真。
日当たりの加減で、みんなの顔がはっきり映っていないのが残念。
でも、笑顔いっぱいの一日でした。
今日のサマースクールには、お家の人も遊びに来てくださいました。
ありがとうございました。
次回が最後のサマースクール。
楽しもうね。
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