8/2開催 サマースクール1日目

エトコロ

2012年08月04日 12:47

8月2日、今年も子民家エトコロ≪サマースクール≫が開講。

元気な小学生たちが参加。
「おはようございます!」
「お世話になります」と言って入ってきてくれた小1の男の子たち。
素晴らしい挨拶に感動。

本日の参加は、17人。

プログラム①「Tシャツを染める」

まずは、真っ白なTシャツに、輪ゴムで絞りを作っていきます。





「もうこれだけで十分や!」と早々に完成させる男の子。
「出来上がりを想像してやってるねん」と、じっくり取り組む女の子。
それぞれの個性が面白い。





そして、出来上がったTシャツを持って、「染め」のできるファブリカ村へ移動。





脇を流れる川の中が気になって仕方がない様子。
「あっ、魚がいる。」
「おっ、セミの抜け殻や」
「先生、セミの抜け殻さわれる?」 ← 残念ながら私(中島)は無理

「おお!」
歓声が上がった先には、こんな方が…。





ファブリカ村に到着。
いよいよ「染め」にかかります。

工程は、こんな感じ。
 ①Tシャツを水に浸す
 ②染料に浸す → 煮る
 ③水洗いして、輪ゴムを外す
 ④もう一度水洗いして、洗濯機で乾燥

そろそろ…とTシャツを沈め、煮ます。





Gパンと同じ「青色」に染まるはずが、最初は「緑色」…不思議やなぁ。





その後は、水洗い。
「洗濯ばあさんや~」
「洗濯じじいや~」
ゴシゴシ洗います。





水は、井戸水。
とっても冷たくて、長い間手を付けているとしびれてくるらしく、
「冷たすぎて洗えへん」と言い出す子も。
真夏なのに、冷たい井戸水。
ここらへんは「水が豊かなところなんよ」と、
染めの先生、北川さんがいろいろ話してくださいました。

できあがったTシャツは、お天道さんに乾かしてもらいます。





十人十色、素敵なTシャツの勢ぞろい。
その中のほんの一部をご紹介。









炎天下、いっぱい歩いてお腹もペコペコ。
本日のお昼ごはんは流し素麺。





素晴らしい機動力で、竹筒の周りに勢ぞろい。
箸を持って待ち構えていると、
素麺・カニカマ・トマト・きゅうり・ちくわ…流れてきた流れてきた…

最もいいポジションは、もちろん、ここです。





食が進む進む…
冷たい井戸水にのって流れてくる素麺の味は格別です。
「あっ、トマトが落ちた。洗って食べよう…」
そうそう、食べられるたべられる。

プログラム②「ホームルーム」

食事の後は、ホームルーム。
お互いの自己紹介をしました。
そして、サマースクールの3つのお約束の確認。
 ①あいさつをしっかりしよう
 ②「あかんあかん」と言わないようにしよう
 ③自分でやろう
「なんで、挨拶をせんとあかんのやろう?」とこどもたちに尋ねながら、
順に話をしました。
サマースクールではいろんな活動をします。
小学1年生もいれば、4年生もいる。
女の子もいれば、男の子もいるし、それぞれに「できる」ことも違います。
一人ひとり違っていて当たり前。
それを認めていこう…と話をしました。
「自分と違う」からといって「あかんあかん」と言わない。
「嫌いや」なんて言わない。
人を気にする前に、まずは「自分で」「最後まで取り組む」ことに集中しよう。
「できないこと」にぶつかったときは、
「できひん!」と言って投げ出したり、泣いて途中でやめたりしない。
先生に「どうしたらいいんかな?」と尋ねてみよう。
きちんと尋ねられる…それだけで、十分「できた」への第一歩。
…こんな話をしました。
毎回の活動の中で、くりかえし話をしていこうと思います。

プログラム③「こども商店の企画」

食事の後は、26日に開店する「こども商店」の企画会議。
本日は、みんなが考える「お店」について、いろんな意見を出し合いました。
男の子チームは「虫」に関するモノが多く、続いて「創作モノ」
女の子チームは「ケーキ」「花」「本」などに関心が集まりました。
次回、具体的に「何をしようか」組み立てていきます。





プログラム④「スライムづくり」

最後は、スライムづくり…
ただの色水だったのに、魔法の水を加えると、途端に固まりだす…
不思議な感触に大騒ぎ。

エトコロ生まれのカブトムシのわけっこもあって、
大賑わいのうちに、一日目のサマースクールが終わりました。

来週は、大きなシャボン玉を作ったりします。
いっぱい遊ぼうね。






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