8月11日開催 小学生対象体験塾の様子
8月11日は、地域を学ぶお仕事体験塾。
第三弾は
百濟寺で写経体験&菜の花館で環境学習。
百濟寺の駐車場でカニを見つけるところからスタート。
あっちこっちにカニが居て。
それだけで大興奮。
最初にご住職のお話を聞く。
何にも言ってないけれど、みんな正座で。
「紙じゃなく、葉っぱに字を書いてた時代もあった」と教えてもらいました。
「その葉っぱに糸を通して、こうやって『よいしょっ!』としょってね…」
身振り手振りを交えながらお話しくださるご住職。
難しい話もあったけれど、一生懸命に聞く小学生たち。
いよいよ写経開始。
今回は「十句観音経」をご準備くださいました。
知らない漢字ばかりだけれど、集中して写し取る。
「わからへんもん」「できひんもん」
「めんどくさい」「帰りたい」
NGワードを最初に共有し、
「どうしたらいい?」」「教えて」と
質問することは恥ずかしいことじゃない…と共有するのが、体験塾。
投げ出すことなく、取り組みます。
小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんについてきた、4歳さん・5歳さんは、お庭で虫探し。
「見て!ピンクの虫!」
お庭も探索。
素晴らしい庭園です。
写経の後は、本堂にお詣り。
階段は・・・駆け上がる。
仁王門で全員集合。
大きな草鞋にびっくり。
一円玉がいっぱい挟まっていて、「なんでなん?」と尋ねてくる姿も。
なんでやろ?と不思議に思う、とても大事な感性。
本堂に到着。
ご住職に聞いた「しょうとくたいし」がいらっしゃるか、格子戸の間から覗きこむ。
「真ん中の人の顔、きれいやったで」
鐘楼を見つけ、
「鳴らしたい!」とこどもたち。
お願い事をしてから、順番に鐘を突く。
普段の生活の中でなかなかないのが、
手を合わせる所作。
貴重な経験です。
ご住職にお礼を述べ、次の会場へ。
到着したのは、
菜の花館。
まずは、腹ごしらえ。
野菜花さんのお弁当をみんなで頂く。
「地域の食材、何が入っているかなぁ」、わいわいしゃべりながらの楽しい時間。
「美味しいわぁ」付添いの大人、大満足。
お腹がいっぱいになった後は、菜の花館での取り組みを教えていただく。
菜の花は知っているけれど、「菜種」って言葉はほとんど聞かないこどもたち。
菜種が何になるかも、もちろん知らない。
知らないことばかりで、まっさらな状態からの学び。
館内を案内していただく。
廃食油を利用して石鹸が作られていることを知る。
「車も動かすんや~」と知る。
菜の花が(菜種が)姿を変えて、どんどん巡っていく。
循環する…ということを学びました。
盛りだくさんのプログラム。
続いては、ブルーベリー摘み。
まだ一般には開放していらっしゃらない貴重な農園で。
一番乗りで収穫。
甘くて甘くて、びっくり。
「ブルーベリー、きらいや」と言ってた子も、
一粒口に入れて「あっ、食べられる!」と驚く。
ブルーベリーの他にも、梨やブドウ、いろんなフルーツが楽しめる地域だそうで。
「他のフルーツもとりたい!」とこどもたち。
菜の花館に戻ったら、美味しい梨をいただいた。
せっかくなので、梨を剥く体験も。
甘くて美味しい梨。
「規格外だから売れない」梨だそうで。
「こんなにおいしいのに何で売れへんの?」
こどもたちの質問、ごもっとも。
「どうしたら売れるんかなぁ?」
貴重な体験をたくさんしました。
今回は、愛東地域の魅力を満喫。
「楽しかった!」というこどもたち。
まだまだ
ええもんがいっぱいある地域。
楽しく一緒に発見していこうね。
今回お世話になった皆様、ありがとうございました。
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